松毛川右岸の竹林伐採(2012年)

松毛川右岸の植樹活動(2012年)

境川・清住緑地の全景

境川・清住緑地での魚探し

境川・清住緑地ワンデイチャレンジ...

境川・清住緑地での田植え

境川・清住緑地での稲刈り

境川・清住緑地での定例作業(草刈り...

松毛川ワンデイチャレンジ(清掃活...

松毛川右岸の竹林伐採(2012年)

【2月20日】
令和3年2月20日(土)午前10時から、今年で第6回目となる「松毛川千年の森づくり」を行いました。とてつもない強い「春一番」が吹き荒れ、砂塵舞う中、懸命に作業に取り組みました。
これまで、松毛川の沼津市側河畔林を約1.5kmにわたり整備してきましたが、本日は、最上流部の放置竹林の伐採と樹林帯の剪定を行い、木漏れ日がもれる素晴らしい森が整いました。
一人の力は小さくとも足算で大きな力に変わます。自然と人との共生関係により千年の森の基盤が確固たるものになります。今後の継続的な取り組みにより、さらに素晴らしい森が創られていきます。
今後ともこの千年の森づくりを愚直に進めていきます。体が冷え、目が充血し、ノコギリで手を傷つけ、足腰はガタガタになりました、今夜は大好きな熱燗で疲れを溶かします。
【2月13日】
令和3年2月13日(土)午前10時から「松毛川千年の森づくり」を実施しました。2人の県庁職員の応援、野鳥観察会の開催、SBSの取材、松毛三日月会の皆様との協働作業、荒れ果てた樹林帯を見事に美林に変身させた満足感と達成感、疲れましたが、本日は熱燗で一杯です、また来週もこの愚直な作業が続きます。皆様、ご苦労様でした。
【2月6日】
令和3年2月6日午前10時から午後4時まで松毛川での森づくり作業、頑張りました。今年になり4回目の作業となりますが、今回は今までに間伐・搬出した竹や枝類を粉砕機を活用してチップ化しました。
日頃の生活や仕事の中で、私がやり遂げた、私が努力したからこんなになったとの達成感を実感する機会は少ないと思います。しかし、これらの森づくりは鳥たちも増え、賑やかになり、自分の存在意義・社会性を具体的な成果により認識・確認できます。
本当に疲れましたが、また、来週も愚直に同じ事を続けていきます。着実に森は蘇って元気になっています。鳥たちの楽園、安全で綺麗になつたので沢山のバードウオッチャーが訪れています。嬉しいです。
【1月30日】
令和3年1月30日(土)午後1時から松毛川の森づくり作業を行いました。沼津市側(大平地区)は、松毛川のことを灰塚川と呼びますが、川沿いには貴重な河畔林・樹林帯が広がっています。
しかし、放置しておくと枝葉が繁茂し根元に光が当たらず、湖面からの温かな風も吹き抜けません。そこで必要となるのが、定期的な間伐や剪定、下草刈りなどの維持管理作業です。
1月で3回目の作業となりますが、愚直に森づくりの作業を続けています。作業前後の現場の違いは歴然です。人と自然との共生関係の持続性が後世に継承していける鎮守の森を創り上げていきます。また2月6日(土)午前10時から午後4時まで作業を行います。
【1月16日】
令和3年1月16日午後1時から松毛川の森づくりに行ってきました。繁茂した低木の枝払い・下草刈り・放置竹林の間伐などを実施しました。先週に引き続きの作業ですが効率的に作業が進みました。
都留文科大学で私が開講している「地域環境計画実習」の受講生も来て、杉澤・古長谷市会議員も見学に来てくれました。
放置竹林で覆われ、枯死してしまった樹林帯を、放置竹林を伐採し、重機で竹林の根を排除し、良質土に入れ換え、潜在植生を植林し、狩野川の原生林・河畔林を17年間にわたり再生・復元してきたものです。今後とも、松毛川(灰塚川と沼津市側は呼ぶ)の千年の森づくりに地道に取り組んでいきます。
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【1月9日】
令和3年1月9日(土)午後1時から、寒風の中で松毛川の下草刈りと間伐、剪定作業を行いました。植林した木々が繁茂し、道路側から、川沿いにある「巨樹・巨木林」を見ることができませんでしたが、湖面と対岸が見事に見通せるようになりました。
これで成長中の樹林帯に光が当たり、風が吹き過ぎ、さらなる豊かな河畔林に成長していきます。足算の地道な取り組みが、次世代の子どもたちに継承していくための「三島の宝物・地域資源」を創り上げていきます。野鳥観察の人たちからも豊かな森に変身していまね、頑張ってくださいと声をかけられました。公共財を市民力で再生・保全していきます。
第4回「インフラメンテナンス大賞」の受賞者が決定
NPO法人グラウンドワーク三島が農林水産省・インフラメンテナンスを支える活動部門「優秀賞」を受賞!
1.「インフラメンテナンス大賞」とは
インフラメンテナンス大賞は、日本国内の社会資本のメンテナンス(以下「インフラメンテナンス」という。)に係る優れた取組や技術開発を表彰し、好事例として広く紹介することにより、我が国のインフラメンテナンスに関わる事業者、団体、研究者等の取組を促進し、メンテナンス産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図ることを目的として実施するものです。
2.応募状況及び審査結果
第4回目となる今回は、2020年2月14日に募集を開始し、同年5月29日までに288件の応募がありました。有識者による選考委員会(委員長:三木 千壽 東京都市大学学長)の審査を経て、計35件の受賞者を別紙のとおり決定しました。
3.今後の予定について
2021年月1日8日(金)午後2時より、ZOOMにて各賞の表彰式を各省合同で開催します。
【表彰式の様子】
令和3年1月8日午後2時から第4回インフラメンテナンス大賞のZOOMによる表彰式が開催されました。全国から288件の応募があり今回35件が選定され、その中で、グラウンドワーク三島・中郷用水土地改良区・源兵衛川を愛する会が「優秀賞」を受賞することができました。
具体的には、メンテナンスを支える活動部門・地域総参加による源兵衛川の再生・管理システムの構築により、公共施設の市民主導の愛郷心を基盤にした市民公協事業の先進性が評価されたものです。
審査員のメッセージとして、これからは公共施設や構造物・マンションなどの機能や意匠が評価される時代ではなく、地域や公共施設の維持管理・環境保全を支えていく、一人一人の「人」の行動が重視・評価される時代になるとの励ましの言葉をいただきました。
建造物の永遠なる維持はあり得ず劣化する、しかし、人の地域愛と貢献意識、努力は永遠であり、人々は尊敬と敬意を持つ時代が到来するとのことでした。大きな勇気と自信をいただけました。今後とも持続可能な再生・管理を地道に続けていきます。
私たちの「三島磨き」の手法と成果が、日本政府に評価された証です。今までの多くの皆様のご支援とご協力に深謝いたします。
4.当法人が申請した取り組みの概要
応募部門:メンテナンスを支える活動部門
案件名:地域総参加による「源兵衛川」の再生・管理システムの構築
取組概要:源兵衛川は400年前に開削された歴史的な湧水河川であり、1960年以降、地下水の汲み上げ等により湧水が減少し、河川の環境悪化が進行した。そこで、1990年代から、農業者・市民・NPO・行政・企業・専門家が結集した新たな地域総参加の仕組みを創り、川掃除を続け、「近自然工法」を取り入れた市民創意の公共事業を実施した。生物多様性の強化を目的に、農業者と市民の協働による再生管理保全システムが28年近く継続している。
5.参考資料
関連新聞記事
2020年「アジア都市景観賞」を受賞!
特定非営利活動法人グラウンドワーク三島 専務理事 渡辺 豊博
1.「アジア都市景観賞」の受賞
特定非営利活動法人グラウンドワーク三島が、応募申請した景観に関する国際賞である2020年「アジア都市景観賞」において、三島市(静岡県)―「水の都・三島」の環境資源を地域協働で再生して「水と緑の湧水網都市」創造事業が、「アジア都市景観賞」を受賞することができました。
本会が28年間にわたり創り上げてきた地域協働の仕組みにより、汚れ、未利用の環境資源を市民力で再生することにより、水と緑の湧水網都市を創造し、街中に賑わいを取り戻しました。
事業内容は、汚れた「源兵衛川」をホタルが舞い子どもたちの川遊びの歓声が響く清流に蘇らせた水辺再生、市内から姿を消した水中花・三島梅花藻の復活、絶滅危惧種ホトケドジョウやゲンジボタルの生息拡大、狩野川に現存する貴重な旧河川敷「松毛川」の河畔林の森づくりトラスト運動による買収、富士山からの湧水池と谷地田を保全した「境川・清住緑地」湧水公園の整備、歴史的な井戸・お不動さん・水神さんの復活など、市内70箇所に実践地を蓄積してきています。
また、環境出前講座や自然観察会、環境インストラクターの人材育成、イギリスやネパール・台湾との国際交流、災害支援などの市民活動を含め、その多彩な成果と具体的な実績が評価されての受賞となりました。
今回、行政や専門家とともに市民主導で進めてきた、三島の宝物の水と緑の環境資源を活用した、まちづくり手法と仕組みが、国際的に認知されたことを誇りに思うとともに、今後とも「三島磨き」に全力で取り組んでいく決意を新たにしました。
2.「アジア都市景観賞」受賞発表動画
下記のリンクより、受賞発表の動画をご視聴いただけます。
3.「アジア都市景観賞」の概要
「アジア都市景観賞」は、アジアの人々にとって幸せな生活環境を築いていくことを目標に、2010年に創設された景観に関する国際賞です。アジアの優れた景観をアピールし、また、発展を続ける景観形成事業を評価・顕彰することによって、アジアの景観を誇らしいものに導いていくことを目的に掲げ、他都市の模範となる優れた成果をあげた都市、地域、プロジェクト等を各国・地域から募集・選考し、表彰するものです。
(評価基準)
・地球環境に優しく、共存するものであるか
・安全で利用者に優しく、持続性があるか
・地域の文化、歴史を尊重しているか
・芸術性が高いか
・地域の発展に貢献し、他都市の模範となるか
4.本年度授賞案件 全6か国13件※(エントリー総数6か国24件、うち日本5件)
※第1回から第11回までの日本国内での授賞数は累計で35都市、海外も含めると16か国、104都市・地域、136案件
日本:3件
【アジア都市景観賞】受賞
三島市 「水の都・三島」の環境資源を地域協働で再生して「水と緑の湧水網都市」創造事業
長崎市 「環長崎港地域アーバンデザインシステムによるまちづくり」
大分市 「線路敷ボードウォーク広場(大分歴史回廊)」
海外:10件
【アジア都市景観賞】受賞
韓国:3件、中国:3件、タイ:1件、ネパール:1件
【アジア都市景観賞 審査員賞】受賞
マレーシア:1件、韓国:1件
5.参考資料
関連新聞記事
このコーナーでは、私が折々に書き留めた様々な思いや街づくりのノウハウ、ミスターNPOとしての戦略、若者へのメッセージなど掲載するので是非お読みください。
共同通信社主催 第1回「地域再生大賞」の大賞を受賞しました。
土木学会100周年記念事業 「市民普請大賞」のグランプリを受賞しました。
2021年2月27日「富士山湧水探検隊・北麓の湧水地を見学」「富士山学術委・遠山委員長退任へ」の記事を掲載
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