2024年5月29日(水)は午後から南投県プーリー市内を流れる川の調査を行いました。

2024/5/31 14:47 投稿者:  gwmishima

 2024年5月29日(水)は午後から南投県プーリー市内を流れる川の調査を行いました。流れている水は、下水が流れ込み、ゴミも捨てられ、悪臭が漂い、汚れていました。

 特に私が気になったのは、河川整備前に川の中に点在していた貴重な湧水地の現状です。対岸の2箇所は無くなり、3箇所あった湧水地は1箇所のみが使われ、2箇所は湧水が止まってしまい汚れていました。

 河川整備計画書によると5箇所再生整備するように素晴らしい計画図が描かれているのに、現状は汚れ、放置状態です。ブーリーは盆地で各所に湧水地があったとのことですが、他の湧水地にも行きましたが、湧水は減少して水位も下がっていました。

 河川管理者は地下水の流動性を調査し、永続的に湧水が噴出できる施工方法を施しているのか疑問を持ちました。計画図は立派なのに現場は違う有様です。責任を持って河川内に子どもが安心して水遊びができる、湧水・水辺公園を造るべきです。

 帰国後、私が考えた湧水地整備計画図を書いて台湾側に提示したいと思います。住民参加により合意済みと、水利省幹部は当然のように説明しますが、現場の実態とはかなり違いがあると思います。このズレ・問題を解決する役割を担うのが「グラウンドワーク台湾」です。本日、その必要性を確認しました。

 

 

 

 

 

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