令和元年11月16日午後1時30分から「境川植生移植ワンディチャレンジ」を実施しました。静岡県沼津土木事務所の河川改修工事に関わり、グラウンドワーク三島が提案した「ミチゲーション工法」による作業を、参加者が冷たい境川に入り、外来種を刈取り、貴重な在来種を取り、別に設けた「保護スペース」に移植定植しました。
一般的には河川改修工事は発注者が土木建設業者に発注し、施工者は機械力で河川内にある貴重な植生を排除、壊してしまいます。工事後は設計通りのコンクリート護岸が完成し治水機能が確保されるだけで、元自然は 消滅してしまいます。
今回の工事の先進性は、①地域協働による川づくりー沼津土木事務所職員2名、三島市職員1名、加和太建設職員13名、地域住民3名、都留文科大学生12名、三島南高校生2名、環境NPO関係者2名計35名、②自然型河川改修工事ーミチゲーション工法の活用による自然度の高い川づくりなどです。
河川改修工事により、以前に比較して豊かな水辺環境が再生されて、ホタルが乱舞し、魚やトンボ、鳥が増える自然環境を取り戻せることを目的としています。今後は、移植した貴重種を的確に維持管理していくとともに、土羽護岸が完成する1月末頃には、今度はこれらの植物を移植定植する作業を行うことになります。
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