本日・令和元年10月9日の静岡新聞に英国グラウンドワークスタディツアーで視察したバーミンガムの社会的企業の記事が掲載されました。企業として利益を上げ、その利益を新たな社会的サービスに提供する。会社が儲かると地域が活性化・豊かになる地域発展の新たな社会システム・成功モデルを実証しています。
荒れ果て、見捨てられるような地域資源を、市民と企業・行政との創造的な知恵で磨き上げ、古いものに新たな付加価値を付けて活用していく。地域の雰囲気に不釣合いな高層マンションなどの建設に頼らず、今ある空き家や空き店舗を活用して平面的に三島の中心商店街を活性化していく施策と重なります。
三島で工業団地が出来て安価な土地で企業誘致されても、僅かの税金と雇用が生まれるだけです。ここティグベス工業団地では、230社もの小さな社会的企業が利益を社会的弱者の雇用や教育に還元し、地域の健全化・安定化に寄与しています。街の治安が良くなり、人々が街に戻って来ています。
日本・三島でも、社会的企業の支援により、街中が賑わう実効性の高い対策を英国の事例を参考に立案すべきだし、英国に学ぶ本会の「NPOビジネス」への取組みを参考にすべきだと自負しています。とにかく街中に魅力を創り、来訪者が散策する回遊性を高めなくては三島は駄目になります。高層マンション建設による駅前の一極集中の施策により三島は壊されます。海外に学ぶべきです。
⇒2019年10月9日静岡新聞(英国・社会的企業を視察)
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イギリス&日本・自然環境回復の処方箋~グラウンドワーク~
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