グラウンドワーク三島は荒れ果てゴミが捨てられた松毛川を12年間にわたり整備保全してきました。貴重な巨木を被っている放置竹林を愚直に伐採し、根元に広がる竹類の根を重機で掘削排除し、13種類の在来植生を6000本以上も植樹してきました。止水域を覆ったホテイアオイを排除し、川内に捨てられた不法投棄のゴミを地域住民とともに排除しました。今、植林した木々が成長して素晴らしい樹林帯を形成しています。
次は、本年から東部農林事務所が事業主体者となり、松毛川に堆積したヘドロを浚渫して水質改善を図り、農業用水の安定的な水源維持を図ります。
逆に工事で松毛川の動植物の原自然が傷付かず、生物多様性に配慮した境川と同様の「ミチゲーション工法」が採用されるように活動を進めていきます。
さあ三島市と沼津市との市境で自然再生への新たな取り組みが始まります。三島はコンクリートに依存したまちづくりではなく、自然と共生したまちづくりの先進地だと自負しています。源兵衛川の水辺再生とともに、この千年の森づくりが世界に誇れる生き物たちの聖域になるように市民運動を展開していきます。
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